「創清会」松井聡後援会

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新年のご挨拶

「選択と集中」により、幸せ実感都市の実現へ

                       

羽島市長 松 井   聡

 新年あけましておめでとうございます。創清会会員の皆様方には平成28年の輝かしい年をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。

 少子高齢化、人口減少社会の確実な到来を前にし、行政にはこれまでに経験したことのない変化への適応が求められています。そのような中、羽島市においては「選択と集中」「批判より改善」を合言葉に、市政の着実な推進を図ってまいりました。また、地方創生の潮流に応え、自立した基礎自治体を形作るため、市の将来を見据えた方策を進めているところでもあります。
 地方創生を具現化する地方版総合戦略の策定に当たっては、羽島市の現状と将来の人口データ等の解析に基づき施策を立案し、行政課題の解決に一歩でも近づけてまいりたいと考えております。なかでも、岐阜県の中で羽島市が果たす役割と可能性を認識しながら、広域連携や垂直補完の強化に努め、まちづくりを進めることが肝要であると思料しております。
 一方、財源の確保が容易でない厳しい状況の中、教育施設の整備をはじめとする緊急かつ先送りにしてきた必要事案については、計画的な財政出動を実施していくことが求められています。

 平成27年4月からスタートした第六次総合計画では『心安らぐ幸せ実感都市 はしま』を、将来都市像として掲げています。同計画策定に当たっての市民の皆様方からのアンケートでは、「インターや新幹線駅を利用したまちづくりの推進」がご要望のトップを占めていました。昨年は、その強い思いを背景にした岐阜羽島インター東地区計画区域内の企業誘致が、大きな成果を挙げることができました。大型商業施設の開店による多くの集客と雇用の創出は、県内外から大きな注目を浴びております。加えて、関係各位のご協力によるイベント等の充実など岐阜羽島駅前の活用や、シティセールス活動の強化、オリンピック正式種目の国内最終選考会の開催によるスポーツ振興など、これまでの羽島市にない顕著な動きが始まっています。
 今後とも、行政課題は山積していますが、財源性、実現性、発展性等を十二分に踏まえ、身の丈にあった施策を誠実に推進してまいりたいと存じます。新しい年も、会員の皆様方のご理解とご協力をお願いし、ごあいさつとさせていただきます。